第8位:90万年前:人類祖先の“謎の人口激減”
想像してみてください。現代まで命を繋いできた私たち人類の祖先が、かつて「ほとんど消滅しかけていた」という驚きの事実が、最新の遺伝子研究から明らかになりました。場所はアフリカと推定される90万年前、当時のヒト属に何が起きていたのか?
2023年に発表された学術誌『Science』の論文では、初期人類のDNAを解析することで、かつて私たちの祖先の人口が極端に減少し、存続が極めて危うい状況に追い込まれていたことが示されています(Forbes JAPAN)。その減少率は“98.7%”にも及ぶとも言われ、一時期「数千人」規模まで減った可能性も。まるでヒトの歴史がそこで途絶え、新たな生態系に飲み込まれてしまう寸前だったともいえるでしょう。
人口激減の理由については、研究者の間でも議論が分かれています。最有力とされるのは当時の気候変動。更新世への移行期に地球が寒冷化し、食料も棲みかも極端に制限されたことがこの“ボトルネック”のきっかけではないかと考えられています(カラパイア)。
この絶体絶命の時期を生き延びた小さな集団こそが、現代人にまで繋がる進化の分岐点だったとしたら…?数万世代を経て、遠い遠い過去の「消滅寸前」が、今の私たちの世界の成り立ちに大きく影響しているのです。消えかけた線香花火のような人類史の一瞬。あなたは、この謎の謎の瞬間にどんなロマンを感じますか?
