【衝撃】地球、人類が滅亡しかけた出来事10選

第7位:ペルム紀の“大絶滅”

私たち現代人からは想像もつかないほど過酷な絶滅の危機が、かつて地球全体を襲ったことがあります。それが「ペルム紀の終わりの大絶滅」。どれほど規模が大きかったかというと、海や陸の生物の約9割が姿を消したという見解もあるほどです。原因はいまだ謎に包まれていますが、有力な仮説のひとつは、地球規模の火山活動や気候変動によって発生した極端な環境の変化です。実際、当時は大規模な火災が度重なり、火山灰が空を覆うことで太陽光が遮られ、海では酸素が激減した無酸素状態に陥ったとも考えられています。これにより、地上では植物や動物が、海ではプランクトンから大型動物まで一斉に絶滅の波に飲まれたのです。

ここがおもしろいところ——もし、これと同じ規模の異変が現代にふたたび起これば、どんなに文明が発達していても人類も逃れられないかもしれません。氷や火山、不安定な海洋環境の変化が引き金になり、食物連鎖そのものが崩壊。私たちの暮らしも一瞬にして瓦解しかねないのです。この出来事は、「地球の自然は圧倒的な力を持つ」という冷静な事実と、「生き物の繁栄がいかに偶然と運命に支えられてきたか」を教えてくれます。奇妙で、少し背筋の寒くなるようなペルム紀の“実在したカタストロフ(大惨事)”。その先に、私たちが今いること自体が、奇跡的なサバイバルの証明なのかもしれません。