第5位:フレイザー島
フレイザー島は、オーストラリア東海岸に広がる「世界最大の砂の島」として有名です。青く澄んだ湖、古代から続く熱帯雨林、120kmも続く真っ白なビーチが広がり、その絶景は多くの旅人を魅了してやみません。しかし、この絶景の裏側には想像もしない危険が潜んでいます。
まず驚かされるのは、ビーチが「泳ぐにはとても危険な場所」として知られていることです。一見、静かで楽園のような海に見えても、実は強い毒を持つクラゲやサメが生息しており、スイミング中の被害が報告されています。地元の案内でも“海水浴には夢中になりすぎないよう注意”されるほど。さらに、フレイザー島名物の美しい淡水湖でさえ、自然の厳しさが顔をのぞかせます。
そしてもうひとつの脅威が、野生のディンゴ(オーストラリアの野犬)です。観光地で人気のスポットであっても、彼らによる襲撃事件が実際に発生しており、島内では「食べ物を放置しない」「むやみに近づかない」といった厳しいルールが設けられています。自然環境が守られているからこそ、ワイルドな危険も同居しているのです。
絶景の楽園と死と隣り合わせのサバイバル感。このギャップこそ、フレイザー島の最大の魅力であり、訪れる者の好奇心を強烈に刺激します。観光地の顔とワイルドな“実態”、その両方に触れられる場所なのです。もしこの島に上陸するなら、絶景だけでなく、むき出しの自然が持つスリルも味わうことをお忘れなく。
