第2位:レユニオン島
レユニオン島──その名を聞いてピンと来る人は少ないかもしれませんが、インド洋の南西にひっそりと浮かぶこのフランス領の島は、見渡す限りの美しいリゾート地として知られつつも、少し不気味な“サメの巣窟”としても有名です。南国の青い海と白砂のビーチに憧れて訪れる人が後を絶ちませんが、実はこの楽園には想像以上の危険が潜んでいます。
近年、レユニオン島をめぐる最大の話題は、相次ぐサメによる被害。特にサーファーや遊泳客がサメに襲われる事故が繰り返し発生しており、島の安全神話を揺るがしています。まるで海の中から忽然と人が消えてしまうような“サーファー消失事件”は、島を訪れる者たちに不安とスリルを同時に与えています。
なぜ、レユニオン島の海にはこれほどサメが集まるのでしょうか?自然環境の要因として、周囲の海流や水温、沿岸の地形がサメの生息地として最適な条件を作り出しているためだと考えられています。また、人間活動による影響——例えば、漁業の乱獲やエサとなる魚が豊富に集まること——も、サメの増加に影響している可能性があります。
観光地として賑わう一方で、海の危険性をどう伝え、どう共存していくか。レユニオン島は、美しさの裏に潜む自然のリアルな怖さと、観光業発展との狭間で揺れる、生の“奇妙な実在”を私たちに見せてくれます。「美しい海ほど、何かが隠れている」——そんな不思議な好奇心をくすぐる場所なのです。
