【衝撃】宇宙に実在する恐ろしい惑星10選

第6位:PSR B1620-26 b(宇宙最古の惑星)

Visual by ロザニカ, via midjourney

「もし“宇宙の長老”がいたら——」そんな想像をかき立ててくれる惑星が、へびつかい座の方向、地球からおよそ1万2400光年の彼方に存在します。その名はPSR B1620-26 b。ピンとこない名前かもしれませんが、この天体には「メトセラ」という非公式なあだ名も付いています。その理由は、何と推定年齢が127億歳。地球(約46億年)の遥か昔、宇宙が“ビッグバン”の混沌から生まれて間もない頃から、ひっそりと存在し続けているのです。

Visual by ロザニカ, via midjourney

この惑星が特別なのは、単に古いだけではありません。PSR B1620-26 bは、非常に複雑な恒星系をぐるぐると公転しています。その中心は、なんと二重連星——普通の恒星と、パルサーと白色矮星のペア。この組み合わせだけでもSFの設定のようですが、さらにそのペアの周囲を時計のように巡る巨大ガス惑星なのです。まるでブラックホールの重力さえ目前に迫ってきそうなドラマチックな環境!

考えてみてください。この惑星が誕生した頃、地球も太陽も、銀河系すら今ほど落ち着いた形をしていません。そこに127億年にわたり、“宇宙の歴史”のほとんどをひたすら静かに見守ってきた観測者がいるとしたらどうでしょう?もしかすると、太古の銀河で起きた大事件や、誰も知らない現象の痕跡が今もPSR B1620-26 bの大気や地殻の中に眠っているのかもしれません。人類が未来、もしこの惑星に降り立つ日が来るなら……“宇宙の記憶”そのものと対面する体験になることでしょう。