【衝撃】宇宙に実在する恐ろしい惑星10選

第3位:HD 80606 b(宇宙一の極端気象惑星)

Visual by ロザニカ, via midjourney

りょうけん座の彼方、およそ190光年先に存在するHD 80606 b。この惑星が「宇宙一の極端気象惑星」と呼ばれる理由は、そのとんでもない気候にあります。HD 80606 bは、私たちの太陽系のどの惑星とも違う、非常に細長い楕円軌道で親星の周りを公転しています。この独特のコースが、想像を絶するような気象のパニックを生み出しているのです。

近星点(親星に最も近づく地点)に差しかかると、惑星はたった数時間のうちに温度が一気に跳ね上がります。具体的には、わずかな時間で惑星の表面温度が数百度から1000度以上に急上昇。まさに「一瞬で灼熱」の状態になります。そして親星から遠ざかると、今度は一転して急激な冷却が始まります。この乱高下する温度差は、地球の気象とは比べものにならない猛烈な大気変動を引き起こします。科学者による観測では、惑星の大気中では秒速1800kmもの暴風が吹き荒れているとされています。この圧倒的な風速は、いかにHD 80606 bの環境が人類にとって過酷かを物語っています。

もしも私たちがHD 80606 bに立つことができたなら、目まぐるしく変わる気温に耐えながら、嵐で一瞬にして吹き飛ばされてしまうに違いありません。昼と夜、熱と冷気、大気の動きがすべて規格外――この惑星の「気象パニック」を体感すれば、地球の四季がいかに穏やかなものか、改めて実感できるでしょう。極端すぎる宇宙の天気、一度のぞいてみたくなりませんか?